4日間のダナキルツアー 完!の話
ティナステリン!
Day18.19 2018/1/6.7
今日はダナキルツアーで1番人気スポットであるエルタアレ火山に向かうため、ほとんど移動の1日でした。
のんびり10時ごろに宿出発。
車に乗っていてもこんな感じでキッズ達はいつも絡んできます。笑
この日は運転手がジェイからサラーに交代しました。
しかし、このサラー
全然集中力、体力ありません。
出発して1時間半くらいで疲れたと休みだします。
↑やる気出せサラー!!
暇だったのでみんなでジャンプしておきました。
昼ご飯はこんな感じ。
そしてここから一気に悪路へ突入。
まずは砂漠地帯。
砂煙が凄すぎて窓からの景色は常にこんな感じです。
↑外から見るとこんな感じ
この砂のせいでタイヤが埋まってしまい、進まなくなってしまう車も続出。
その度に車を繋いで引っ張り、みんなで後ろから押しました。
男なら一回はやってみたいこの作業。
この日は3回もやったのでもう飽きてしまいました。
この砂漠地帯を抜けた後の道が人生で一番の悪路でした。
2時間くらいかけて5km進むようなスピードで、捕まっていないと座ってられないほどのデコボコ。
車の天井に頭ぶつけまくります。
車酔いする方は酔い止め沢山飲んでください!
後、ここの道通る時は近くの村に住んでるキッズ達が物乞いしに車に近寄ってきます。
速度が出ないので走って追いつくからです。
サラーがパンを配っていて優しかった。
見直したぞサラー??
そして夕日が沈む頃にエルタアレ火山の麓に到着!
真っ暗の中でみんなで晩御飯を食べます。(1日目の晩御飯と同じ)
そして20時。
ついに登頂スタート!!
このエルタアレ火山は標高約600mの小さな山です。
麓から山頂までは約10km。
何年か前に噴火した時は600km先まで火山灰が飛んだらしく、噴火したら諦めろ的なことをガイドに言われました。
最初はサラサラとした砂場でしたが、だんだん角度が大きくなり、デコボコしてきます。
真っ暗で街灯もないため各々ライトで足場を照らしながら進みます。
途中休憩を何回か挟みました。
ご年配の方は少しきつそうでしたが、想像していたより登山自体はあまりきつくありませんでした。
さらに先が真っ暗でゴールが全く見えないので、いつ着くのか分からないアドベンチャー感も味わえます!
↑ちょっと急なとこ登ったりもします!
僕が参加した班には韓国人老夫婦、欧米人の女の子(14歳)がいたので、少しゆっくり目のペースで登り約3時間半くらいで山頂付近に着きました。
そしてついに火山とのご対面!!
赤い!確かにそこに火山があるのは感じます!
しかし、現在火山が活発化している、風が強すぎることが原因でしっかりとマグマを見ることはできませんでした、、
火口付近は有毒なガスが出ているらしく、ここもマスクで口を塞がないと結構キツかったです。
そして深夜12時半くらいに山頂にマットを引き、5時まで仮眠タイムがあります。
最終夜にして今まで一番雑な青空ベット、、
寝てみると案外悪くないから、楽しいです!!
ちなみにこのマットは下からラクダが毎回登り降りして運んでくれています、、、泣
↑こんな感じ
ラクダ、まじでありがとう。
朝起きてからまた山頂に向かい、朝日を見ました。
↑with ジョーさん
朝になって改めて火口を見てみるとすごい煙です。
火口付近にはマグマが流れ落ちたような跡が!
自然を感じまくれます。
全て見終えてから下山開始です。
↑景色が美しい。
下山してから朝ごはんを食べ、出発地のメケレへ戻ります。
悪路に砂漠に、帰りは割と疲れました。
18時くらいにメケレへ到着し、ダナキルツアー 終了です!!
終えてみての感想は、
普通に結構疲れた、、
けど、
火山、砂漠、塩湖、星空、現地のキッズに触れ合える楽しいツアーでした!!
疲れるけど、世界一過酷ではないと感じたので、エチオピアに行った時は是非参加してください!
夜ご飯は再びジョーさんに奢っていただきました。
本当にお世話になりまくったジョーさん。ありがとうございました!!!
最後に余談なのですが、
エチオピアにはエチオピアタイム、エチオピア暦というものが存在し、
国際時間の2018/1/7日はエチオピアでは2013/12/25ということで
帰ってきたこの日、メケレではクリスマスパーティーがあちこちでやっていました!
国際時間の朝6時がエチオピアでは0時
さらに13月もあります。
こういう国の違い面白くてだいすきです。
ではまた!